ジョゼ・モウリーニョ(マンチェスター・ユナイテッド監督)
「私がこれまでハイベリーを後にする時、彼らは泣いていた。エミレーツを去る時も、彼らは道路に出て頭を下げながら泣いていた。
そして今日、彼らはついにスカーフを振り回しながらここを後にすることができる。率直に言って、彼らにとっては良いことだね。
アーセナルは巨大なクラブだ。
皆さんは、私がアーセナルのようなビッグクラブがトロフィーを勝ち取っていないことを楽しんでいるとお考えなのだろうか?
私はそのことを喜んでいない。しかし、今日はは勝つことにトライした。
アーセン・ヴェンゲルはちっぽけな監督ではない。彼はしっかりとした監督で、多くの試合で勝利した記録を持っている。それは普通のことではない。
普通は勝って、負けて、引き分けたりするものだ。私は全くそれを気にしない。
我々の間に問題はなかったし、我々は試合前と試合後に握手をした。
けれど試合中になれば、私にとって決して好きではないものを好きになることはできない。
彼は第4審に対して過剰なプレッシャーをかけていた。いつものことだよ」
試合に敗れながらも、アーセナルファンが喜んでいるのを初めて見ることができてハッピーだと語ったのだ。
これはもちろん、アーセナル相手に何度も勝利を収めていることの裏返しである。また、最後にヴェンゲル監督をチクリとするあたりも流石である…。