香川は2010年夏、セレッソ大阪からドルトムントに加入した。
今回は、現在トップチームに登録されている27選手の中で、香川より前からドルトムントに在籍していたプレーヤーを探す。
香川のように一度他クラブに移籍した選手はあくまで「最初に加入した年」を、またユース出身者は「トップチームデビューした年」をそれぞれ参照する。
調べた結果、香川より前からドルトムントに在籍していたのは5人いた。
GK:ロマン・ヴァイデンフェーラー
(2002年から在籍)
DF:マーセル・シュメルツァー
(2008年から在籍)
MF:ヌーリ・シャヒン
(2005年から在籍)
MF:スヴェン・ベンダー
(2009年から在籍)
MF:マリオ・ゲッツェ
(2009年から在籍)
最古参はヴァイデンフェーラーで、次に古くから在籍するのがシャヒン。香川が加わる2シーズン前にシュメルツァーとゲッツェが、1年前にベンダーが加入している(ユース出身はシャヒンとゲッツェ)。
こうして見ると、香川がドルトムントの中でかなりの古株であることが分かる(2012年から2014年までマンチェスター・Uに在籍していたが)。
ドルトムントでは近年積極的に若手選手を補強しており、クロップ時代の中心選手であるマッツ・フメルスやロベルト・レヴァンドフスキらもチームを去った。時をかけて確実に新陳代謝が図られており、そいうしたチームで香川はすっかりベテランとも言える立場になったと言える。
なお、現メンバーの中で香川と同時期にチームに加わったのがDFウカシュ・ピシュチェク。この二人は6番目の古参プレーヤーということになる。