12日に行われたJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第2節。
ロースコアの試合が続くなか、ベガルタ仙台はホームにジュビロ磐田を迎え2-0と勝利した。
仙台は前節のFC東京戦に6-0、先週末の浦和レッズ戦に7-0とそれぞれ大敗しており、嫌な流れを断ち切った。そしてこの試合では、東京五輪での活躍も期待される仙台の“星”が素晴らしい活躍を見せた。
仙台ユース出身の佐々木匠だ。
1-0とリードし迎えた68分、縦に早い攻撃から菅井直樹が中へとボールを折り返し…
フリーになっていた佐々木がこの鮮やかなループシュート!
完全にノールックであり、その完璧な軌道に磐田ゴールを守っていたGK八田直樹は一歩も動くことができなかった。
1998年3月生まれの佐々木は19歳。昨季トップチームに昇格するも出場機会は限られ、プロ初スタメンとなったこの試合で記念すべき初得点をあげた。
佐々木は世代別代表の常連で、U-17日本代表ではキャプテンも務めた経験を持つ。今年開催されるU-20ワールドカップに向けた日本代表の候補でもあり、東京五輪世代でもある仙台で期待されるタレントだ。
51分にはクリスランにアシストを供給し、1ゴール1アシストという活躍!
佐々木は試合後、「最初は緊張もありましたが、最終的に自分で結果を残せたのは良かったと思います。勝利に貢献できたということが、一番良かった」とコメント。
得点については「キンさん(菅井)が落としてくれたので、自分の狙った通りにボールが行ってくれて良かった」と話している。