ユニフォームがともに黄色い柏レイソルとベガルタ仙台。
先週末、日立柏サッカー場で直接対決が行われ、奥埜博亮のゴールでアウェイの仙台が0-1と勝利した。
ワンチャンスを活かし、柏から勝ち点3を獲得した仙台。しかし、このゲームでは柏側に何度かビッグチャンスがあり、仙台GK関憲太郎がそれらをことごとく跳ね返して見せた。
「陰のMVP」とも言える活躍を見せた守護神によるビッグセーブがこれだ!
18分
90+2分
まずは18分、J屈指の“パワフルシューター”であるクリスティアーノの一撃を左手一本でこのセーブ!
シュートの強さはもちろんのこと、平岡康裕の股を抜けてきたため反応するのが難しかったはずだが、持ち前の身体能力でこれをセーブした。
続いては0-1で迎えた後半アディショアルタイム。攻め立てられる仙台は平岡がペナルティエリア内でボールをクリアすると、大津祐樹がこのボレー!ボールはファーサイドに向かっていたが、関はこれに両手で反応し、絶体絶命のピンチを脱した。
関のビッグセーブがなければ、仙台は勝ち点3を持って帰るのが難しかったかもしれない。
試合後、殊勲の決勝点をあげた奥埜は「一番は、攻められて苦しい時間でもディフェンスの人たちが体を張って守ってくれていたので、最後にゴールという形になったと思います」と勝因を挙げている。