『BBC』は7日、「アフリカサッカー連盟(CAF)新会長のアハマド・アハマド氏は、テレビ放映権や大会の開催についての見直しを行うと発表した」と報じた。
29年ぶり政権交代!利益供与疑惑のCAF会長が敗れる https://t.co/YPbdERqs0P
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年3月17日
先月CAF会長選挙でイサ・ハヤトゥ氏に勝利し、なんと29年ぶりに政権交代を成し遂げることに成功したアハマド・アハマド氏。
マダガスカルサッカー連盟会長から大陸全土のトップにのし上がってきた彼は、ヨハネスブルグでのメディアカンファレンスで以下のように話したという。
アハマド・アハマド
(CAFは昨年フランスのLagardere Sportsと12年に及ぶ放映権契約を結んだが)
「この契約は現時点でエジプトの裁判所で争われているものだ。我々はそれについて調査するつもりだ。
契約の長さに懸念がある。何にせよ、我々は3年以上の契約は結ばない」
(現在二年ごとに行われるアフリカネイションズカップについて)
「アフリカネイションズカップは大陸で最も重要な大会だ。世界でも3番目となる規模のものだ。
開催を4年毎にする、また1月から夏に時期を移すことを検討している。トーナメントはスター選手によって行われるものだから、彼らの話を聞かなければならない」
なお、今年行われたアフリカネイションズカップでは、カメルーン代表の9選手がクラブを重視して招集を拒否する事態になった。
現在は1月に開催されているため、欧州のサッカーとカレンダーが被ってしまうことから、メンバーの招集に問題がある他、プロモーションも困難になっていると言われる。