FC琉球は、国学院久我山高校に在籍していた18歳の名倉巧と正式契約を結んだと発表した。
この度、名倉 巧選手と契約を締結し、同選手の新加入が決定しましたのでお知らせ致します。https://t.co/N5yvkSKi8q#FC琉球 #fcryukyu pic.twitter.com/q6BkIZbgpd
— FC琉球 [公式] (@fcr_info) 2017年3月30日
名倉は1998年6月3日生まれの18歳。
FC東京深川U-15から国学院久我山高校のサッカー部に入り、一昨年から昨年にかけて行われた第94回全国高校サッカー選手権では2年生ながら主力として活躍し、チームの準優勝に貢献した(第95回大会は東京予選敗退)。
そのプレーが認められ今年1月にはFC琉球への加入が内定していたが、その5日後にはクラブから「内定取り下げ」が発表されたことでニュースなどにも取り上げられていた。
内定取り下げの理由について「契約までの手続きや確認不足」と説明していたFC琉球。
今回、正式発表にあわせて「名倉選手との契約につきましては、クラブでの手続き不備により1月度での合意が出来ず、関係各位、ファンの皆様にはご迷惑ご心配をお掛けしたことを改めてお詫び申し上げます」という声明が発表されている。
なお、名倉は専修大学に通いながらFC琉球でプレーすることになるという。おそらくはサッカー部に在籍しないということなのだろうが、東京の大学に通いながら沖縄のJクラブでプレーするというのはなかなか珍しい話だ。
これはあくまで推測になるが、FC琉球と最初に契約した際、進学についてのコンセンサスが取れていなかったのかもしれない。