『FOX』は26日、タイ代表監督を務める「ジーコ」ことキャティサック・セナムアン氏のインタビューを掲載した。
2014年からタイの監督を務めたジーコ。かつてのブラジル代表MFジーコ氏をアイドルとしていたことから付けられた愛称を持っている人物だ。彼はかつてU-23を率いていたこともあって、大胆な若返り政策を実行してチーム力を確実に高めてきた。
その実績から先日契約を延長しているが、今回のワールドカップ・アジア最終予選ではすでに1分け5敗と突破の可能性をほぼ失ってしまった。
その中で迎える日本代表とのアウェイゲームは、現在よりも将来に向けての戦いとなる。
キャプテンである「悪魔の左足」ティーラトン・ブンマタンを欠く中でどうやって日本と戦うか?『FOX』のインタビューに対して以下のように答えている。
キャティサック・セナムアン“ジーコ”(タイ代表監督)
(ワールドカップの夢は終わったが、まだ4試合が残っている。チームから何を引き出したい?)
「代表チームを改善させ続けたいと思っているよ。アジアの高いレベルでプレーできるようにしたいし、そのギャップは決して大きくはないと確認したい。それが目標だ。
タイでは、地元のリーグのレベルという点で改善がある。それはとても良いことであるし、我々には多くの良い選手がいる。
そして、我々はその力を見せたいし、それに挑戦しなければいけない。何ができるかを見せなければならない。タイのサッカーが何者であるかをね。これからの試合で。
我々はそれが簡単なものではないと分かっているが、挑戦しなければいけない。それがやるべきことの全てだ」