バルセロナとのUEFAチャンピオンズリーグ2ndレグが迫っているPSG。先週末のナンシー戦には1-0で勝利している。
PKによる決勝点を決めたのは、エディンソン・カバーニ。そのカバーニは守備でも凄いプレーを見せていた(Youtube上、2分10秒からの場面)。
動画はプレーの途中から始まっているが、PSGのコーナーキックを跳ね返したナンシーがカウンターを仕掛けた場面だ。
2vs3という数的不利を作られたPSGはピンチに陥った。だが、カバーニが全力疾走で怒濤の戻りをみせる。決死のスライディングタックルはかわされたものの、相手のシュートはポストを叩き失点を免れた。
もしカバーニが戻っていなければ、相手はよりイージーにシュートに持ちこめていたはずで、価値あるランだった。
動画には映っていないのが残念だが、当初カバーニは相手陣の最も深い位置にいた。それが相手ボールになったのを見るやいなや全力疾走を開始!パルク・デ・プランスの端から端までを走破し、守備に戻ったのだ。諦めて走ることさえしなかった選手もいるなかで、FWながらここまでの守備意識を見せたのはさすが。
今季はリーグアン26試合で27ゴールと持ち前の得点力が爆発しているが、それだけの選手ではないことを見せつけるようなシーンだった。