『France Football』は「中国甲級リーグ(2部)を優勝した天津権健は、PSGのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの獲得を狙っている」と報じた。
天津権健は今季混戦となった中国2部を優勝し、来季は超級リーグに昇格することが決まっているクラブ。
もともとは天津松江という名前であったが、昨年夏に医療系の巨大企業である権健自然医学がクラブを買収した。
2部でありながらもブラジル代表のルイス・ファビアーノやジャジソンを獲得し、さらに監督には元イタリア代表DFのファビオ・カンナヴァーロを招聘。
豊かな資金力を持つ彼らは、初めての超級リーグに向けて大きな補強を考えており、エディンソン・カバーニがそのターゲットであるとのこと。
その条件は凄まじいもので、移籍金は5000万ユーロ(およそ61億円)、年俸も2000万ユーロ(およそ24.4億円)。1年の投資だけで7000万ユーロ(およそ85.4億円)という莫大な金額になっているようだ。
カンナヴァーロ監督は同じPSGのハビエル・パストーレの獲得も考えていると言われており、今後更に大きな投資があるかもしれないという。
現在ウナイ・エメリ監督の下でなかなか強さを見せられないPSG。チームには何か起爆剤が必要であるが、そのための資金を作るのか、それとも現有戦力を重視するか?