『The West』は22日、「マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ウェイン・ルーニーには中国に行く権利もあると語った」と報じた。
先日クラブでの250ゴールを達成し、ボビー・チャールトンが持つ記録を破ったルーニー。しかしその一方で、立場はまだ絶対的なものではない。
中国やアメリカから大きなオファーが来ているのではないかとも考えられており、近いうちにチームを離れるのではないかとも推測されている。
モウリーニョ監督はそれについて以下のように話し、このようなキャリアを過ごしてきた選手は自分で判断する権利があると語った。
ジョゼ・モウリーニョ
「彼はまだ貢献できる選手だと思っている。しかし、キャリアであのレベルまで達した人物には、自分で選択をする権利がある。
ズラタン・イブラヒモヴィッチがもし中国やアメリカに行っていたら、誰もが批判的になっただろうか?あのような信じられないキャリアを送ってきた男に、批判的になれるのか?
いいや。私は思う。ウェインも同じであると。彼の人生は彼のもの、彼のキャリアは彼のものだ。それは、家族とウェインの判断なのだ」
(中国へと移籍した選手について)
「私は、中国に行く決断をした選手に対して批判的になりたくはない。それは彼らの人生なのだ。彼らの人生のプランであり、キャリアのプランだ。
お金は非常に大きなものだし、その経験はとても興味深いものになる可能性がある。
同業者の何人かは他人の人生に干渉することができると考えている。それは知っているが、私はそのような男ではない。
しかし、ウェインのケースで言えば、私は何の主張もない。彼は何も私に示していないのだからね。
将来はウェインに依存している。そして、彼がキャリアで何を求めるか、どこで終わりたいか、そしてキャリアの最後で何を楽しむか。すべて彼次第である」