20日、『Express』は「マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、オランダ代表FWメンフィス・デパイを退団させた理由を語った」と報じた。

今季あまり多くの出番を獲得できていなかったデパイは、冬のマーケットでリヨンへと移籍することが決まった。違約金は2500万ユーロ(およそ30.5億円)と高額だが、買い戻し条項が付随しているとのこと。

モウリーニョ監督は彼の退団を許したことについて以下のように話し、ただそのポジションに人が多すぎただけだと語った。

ジョゼ・モウリーニョ

「メンフィス・デパイは素晴らしいプロフェッショナルだった。

したがって、誰かが『デパイは働いていなかった、素晴らしいプロフェッショナルではなかった』と考えるのは完全に間違っている。

とんでもない車に誰かを乗せていたり、独特のファッションをしていたりする幾つかの写真があった。しかし、そのイメージは完全に間違っている。

あの男は素晴らしいプロフェッショナルである。彼は誰もに尊敬される少年だ。仕事をしようとしていた。それができなかったから不満を持った。しかし、私は彼についてはいいことしか言えなかった。

もし(退団に関する)何らかの理由を見つけ出そうとすれば、選手が多すぎるポジションであったからだとしか言えない。

彼はウインガーであり、そこには選手が多すぎた。したがって、そこでチャンスを得るのはより難しいことだった。2番手になるのも難しかった。そこに問題がなかったからだ。

我々にはリンガード、ムヒタリャン、マタ、ヤング、マルシャル、ラッシュフォードがいた。ローテーションをしたい時でも難しいポジションだ。

選手を休ませたいときにはローテーションをしていたが、2つのポジションに7名の選手がいるような状況だった。

私が言えるのは2つだけだ。彼はファンタスティックなプロフェッショナルで、一方でそのポジションには選手が多すぎた」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介