『Daily Nation』は21日、「ガーナ代表のアヴラム・グラント監督は、ピッチがあまりにも酷すぎると訴えた」と報じた。
現在ガボンで行われているアフリカネイションズカップでは怪我人が続出している。
ブルキナファソは中心選手であるジョナタン・ピトロイパとジョナタン・ゾンゴを失い、前線から2名が離脱している。
エジプトに至ってはゴールキーパーのアハマド・アル・シャーナウィとシャリフ・イクラミー2名が怪我をし、44歳のイサム・アル・ハダリーが守護神を務めている。
チュニジア代表も先日の試合でGKアイマン・マスルティが怪我をしており、サブのラミ・ジリディとの交代を余儀なくされた。
ガーナ代表もウガンダ戦でアブドゥル・ラーマン・ババが膝を痛めて離脱しており、もはやプレーすればするほど離脱していく状況である。
そのガーナを率いているアヴラム・グラント監督は記者会見で以下のように話し、選手の入れ替えを認めるべきだと訴えた。
アヴラム・グラント
「選手たちは俳優なのだ。いいパフォーマンスを出せる舞台を用意してやらなければならないよ。
もう5名がピッチのために怪我をしている。主催者はルールを変えるべきだ。芝のために怪我をした選手を入れ替えられるように。
エジプトはゴールキーパー2名が怪我をした。それは彼らの落ち度ではないし、公正ではないよ。
彼らがもし今我々と戦うとしても、それはもはやスポーツではない。一人のゴールキーパーでは戦えないよ」
なお、アヴラム・グラント監督は記者会見で今大会終了後にガーナを離れることを宣言しており、これが現職における最後の戦いとなる。