柴崎岳

出身校:青森山田(2008-2010)
日本代表13試合3得点(2014~)
現所属:鹿島アントラーズ

昨年末に開催されたクラブワールドカップでレアル・マドリーから2ゴールを決め、一躍時の人となった柴崎。

青森山田での彼は1年生時に「10番」を与えられれるなど破格の扱いを受け、在学中は3年連続で選手権に出場した。ただ最高成績は高2の時の準優勝止まりで、悔しさを残したままプロ入りしている。

その後、2012年にザッケローニ体制で日本代表に初招集されたが、デビューはハビエル・アギーレ監督に代わる2014年までお預けに。2015年1月に開催されたアジアカップのUAE戦で一時は日本の危機を救う値千金の同点弾を決めた。

ちなみに彼は宇佐美貴史(現アウクスブルク)、宮市亮(現ザンクトパウリ)らと同じ「プラチナ世代」の一人で、U-17日本代表でボランチのコンビを組んだのが今回の決勝で対戦する前橋育英出身の小島秀仁(現愛媛FC)であった。二人は今回の対戦をどのように感じているのだろうか。

以上、柴崎は青森山田が輩出した最初にして唯一の日本代表で、数字で比較すると5対1で前橋育英が圧勝となった。ただ、昨年ブラジルのリオで開催された五輪には青森山田出身の櫛引政敏、室屋成が出場しており、今後は形勢に変化がみられるかもしれない。

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