飛行機事故で多くの主力選手を亡くしたブラジル1部シャペコエンセ。

事故から1ヶ月が経過し、チームはすでに新シーズンに向け始動を始めている。

スペイン『MARCA』によれば、このほど事故後初めてとなる練習試合を行ったそうだ。

先日の事故でトップチームの選手の多くが犠牲になっており、おそらくは11人を集めることができない状態にある。

そこでシャペコエンセのU-20チームがノヴァ・イグアスと対戦。事故から初めて、実戦形式の試合が開催された。

試合会場となったのは、サンパウロにあるポルト・フェリースという街。試合前には黙祷が行われ、観客からはシャペコエンセに対して"Come on Chape"という熱い声援が送られたようだ。

試合結果は0-2で黒星。しかしそれでも、シャペコエンセにとっては大きな一歩となったはずだ。

シャペコエンセは現在、新規選手と契約を結んでいる状況にあり、『FOX Sports』などは新たに20人を補強すると伝えている。また、『BBC』によれば、亡くなった選手がつけていた背番号を今季は使用しない方針でもあるという。

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