パーフェクトストライカーシリーズ

発売:1996 - 2002年
製造メーカー:コナミ
ハード:ニンテンドウ64 / PlayStation / PlayStation 2

日本のサッカーゲームといえば何といってもコナミの「ウイニングイレブンシリーズ」だが、筆者が15~20年ほど前に熱狂したのは同社の大阪部門が製作した「パーフェクトストライカーシリーズ」の方だった。

「パースト」は「ウイイレ」ほどリアル指向ではないものの、操作性が非常に高くストレスとは無縁のゲームだ。カーブやバックスピンを駆使したロングパスが味方の足元に届いた時の爽快感は抜群で、その感覚は後にも先にもこの作品でしか体感したことがないと言えるほど。特にニンテンドウ64版は傑作で、二作合わせて20万本以上を売り上げているという。

かつてプレステと雌雄を争い淘汰されていったセガサターンのように「パースト」も「ウイイレ」との戦いに敗れてしまった。しかし、セガのファンがきっとそうであるように、筆者は現在でも信じている。「パースト」こそが至高のサッカーゲームであったと。

選出者:編集部H