クラブワールドカップ2016の決勝で、レアル・マドリーを苦しめた鹿島アントラーズ。
結局2-4で敗れ“クラブ世界一”の称号には及ばなかったものの、あのマドリーを本気にさせたという衝撃は大きい。
日本のみならず、世界中のサッカーファンが鹿島の奮闘に心を打たれたはずだ。
【#ClubWC 決勝】
延長前半開始!#レアル・マドリード 2-2 #鹿島アントラーズ
いよいよ延長へ
今日2得点の #柴崎岳 がチームを牽引する!
追加点を決められるか!?
世界に #Jのチカラを示せ
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— Jリーグ (@J_League) 2016年12月18日
そんな鹿島といえば、Jリーグチャンピオンシップで準決勝からの出場となり、ここ1ヶ月はタイトなスケジュールが続いていた。
11月23日に行われた川崎フロンターレとの試合から数えて、この日のマドリー戦は7試合目。今週末には天皇杯の準々決勝も予定されており、1ヶ月間で8試合を行う見込みだ。
それでも、タイトルのかかった一戦を数多くこなしてきたことから、この1ヶ月間でしっかりとした賞金を手に入れた。
その内訳は以下の通り。
【J1 年間優勝】
・賞金1億円
【J1 年間勝点3位】
・賞金2000万円
【Jリーグチャンピオンシップ 準決勝勝利】
・賞金1500万円
【クラブワールドカップ 準優勝】
・賞金400万ドル(およそ4億7000万円)
【合計】
・賞金およそ6億500万円
クラブワールドカップの賞金は発表されていないため、英国『Mail Online』が伝えたものを参考としているが、その額なんと6億5000万円!
Jリーグが発表している「クラブ経営情報開示資料」によると、鹿島の2015年度の人件費は20億2300万円。つまり、その1/3ほどの額を鹿島はこの1ヶ月で獲得したことになる。また、6億5000万円というのは入場料収入(7億8000万円)にも近い額である。
なお、鹿島はJ1のファーストステージでも優勝しているため、これとは別に「ステージ優勝ボーナス」として賞金5000万円を獲得。
また、クラブワールドカップではフェアプレー賞に輝いており、2万5000ドル(およそ294万円)相当の小切手を手にしている。この賞金は、ユース育成を目的とした備品購入に使用できるという。