レアル・マドリーの優勝で幕を閉じたクラブワールドカップ2016。だが、鹿島アントラーズとの決勝では、物議を醸すシーンもあった。
How did Sergio Ramos stay on the pitch? The referee reached into his pocket before appearing to change his mind https://t.co/RyQcRRFcVB pic.twitter.com/Vx0i4XjOs1
— MailOnline Sport (@MailSport) 2016年12月18日
ザンビア人のジャニー・シカズ主審のジャッジを巡る問題だ。
2-2のタイスコアだった89分、セルヒオ・ラモスが金崎夢生を倒した場面で、シカズ氏はポケットからカードを取り出そうとしていたが、なぜかそれを止めてしまったのだ。
ラモスはすでにイエローカードを受けており、この場面で退場になっていてもおかしくなかった。
この件について海外メディアはどう伝えていたのかを調べてみた。
「元審判アンドゥハル・オリビエ氏は、Radio Marcaでこう語った。『すでにイエローカードを受けていた彼は、罰せられピッチから退場させられるべきだった』と」
『as』
「ラモスのシニカルなファウルはイエローになるべきだった。主審はカードを手にしたが、すでにラモスに警告していたことに気付き(退場させることに)怖気づいた」
『Mundo Deportivo』
「セルヒオ・ラモスは退場を容赦された。レアル・マドリーのCBは退場にさせられるべきだった。カゼミロがファウルしたのは自分だと審判を混乱させようとしているのは明らかだった。この混乱で試合は1分間中断されたが、結局誰にも警告は出されなかった」
『The Sun』
「なんてスキャンダルだ!」
また『BBC』では、鹿島の石井正忠監督が「審判には勇気がなかった。それは残念だった」と述べていたとも伝えている。