山口との接触も激しいものであったが、空中で気を失い、頭を地面に強く打つ場面はそれ以上にショッキングである。
岡崎はこのまま途中交代となり、大分県内の病院に運ばれた。岡崎の治療と搬送により、試合は24分間も中断したという。
試合後、G大阪は岡崎の怪我について発表。脳震盪の他に鼻骨骨折、左頬骨骨折が明らかになったという。やはり強い衝撃を受けた頬骨や鼻骨が折れていたようだ。
岡崎は昨年8月にも左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負っており、およそ8ヶ月間の離脱を経験している。今回も決して短くはない離脱となりそうだが、一日でも早い回復を期待したいものだ。
なお、ゲーム再開直後の37分に大分は先制ゴールをあげている。
G大阪の實好礼忠監督は「岡崎のケガがあり、選手たちの動揺が感じられた」と話しており、目の前で起きた悲劇に若い選手たちは心が乱れてしまったようだ。試合は1-0で大分が勝利している。