『Ghanasoccernet』は「U-17女子ワールドカップに出場したガーナ代表の監督は、国からいかなるサポートも受けていないと批判した」と報じた。
9月30日に開幕したU-17女子ワールドカップ。リトルなでしこと呼ばれる日本代表も出場し、本日は準決勝のスペイン戦を迎える。
この大会で日本が最初に戦ったのがガーナ。その際には5-0とこちらが快勝しているが、ガーナはその後2連勝でグループステージ突破に成功。ベスト8でドイツに敗れたが、好成績を残した。
ところが、大会を終えたガーナ代表の監督オーガスティン・アドッティー氏は『Happy FM』に出演し、いかなるボーナスや手当も受け取ることができなかったと国を非難したのである。
オーガスティン・アドッティー(ガーナ女子U-17代表監督)
「我々が経験してきたものは悲しい状況だ。3月に予選を突破し、本大会出場が決まった。しかし、スポーツ省はそれから我々を無視してきた。
いかなる親善試合もプレーさせてもらえなかった。ワールドカップでも同じだ。まるで彼らは他人であるかのように感じていた。
我々のメンバーは全員1日100ドルの日当が支払われるべきところ、何も受け取ることが出来ていない。3月に予選を突破した際のボーナスも未払いだ。グループステージ突破のボーナスも同じだ。
私は思う。スポーツ省は全てのガーナ人に見せたいのだ。彼らは女子のことを全く気にかけておらず、我々を虐げているのだと」