『FIFA.com』は、ドイツ・女子ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属している日本代表FW岩渕真奈のインタビューを掲載した。

2012年に日テレベレーザからドイツへ渡り、ホッフェンハイムに加入。2014年にはバイエルン・ミュンヘンへとステップアップし、この2シーズンは連覇も経験している。

まだ23歳の岩渕には今後の2019年ワールドカップ、2020年東京五輪での活躍も期待されており、世代交代が急務となっているなでしこジャパンを引っ張る存在になるのではないかとも。

岩渕はインタビューに対して以下のように話し、ドイツでのプレーや国際舞台での経験について語っている。

岩渕真奈

(日本とドイツではサッカーのスタイルが違う?)

「全く違いますね。ドイツでは相手が大きく、プレーするときもよりスピードがあります。間違いなく、この経験は私にとって前向きなインパクトになりました。ドイツでプレーすることは自分にとって正しい決断だったと気づいています。

私は今、よりハングリーになっていますし、ゴールを熱望しています。また、日本でプレーしていた時よりもピッチ上での落ち着きが増しています。なぜなら、よりフィジカルが強い相手といつも戦っているからです。

ピッチ外でも、私はこの環境の中で個人的に成長しています。日本とは完全に異なった文化、そして言語の中で」

(8年前のU-17女子ワールドカップで大活躍した)

「若いころに世界と戦うチャンスがあることは、価値があり、そして重要なものです。世界大会で偉大な選手たちの存在に気付けば、もっと自分を成長させたいと感じます。

日本U-17代表の一つのコンセプトは、試合を楽しむこと、そして自由にプレーすることでした。したがって、私はトーナメントを本当に楽しみました。我々が戦った相手もまた、個々のスキルやプレーに注目していました。チームとしての攻撃、守備よりも」

(ユースレベルとシニアレベルの違いは?)

「ワールドカップでは、個々の選手のレベルが劇的に高まっています。加えて言えば、ユースレベルと比べてチームとしてプレーし、よく組織されていると感じました」

(2019年女子ワールドカップ、そして2020年東京五輪に向けて)

「ワールドカップでゴールを決められたことは、私にとって特別かつ大きなものでした。しかし同時に、日本は多くのことに取り組まなければいけないと感じます。チームとしても、個人としても」

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手