カタールサッカー協会は、セリニュ・アブドゥ・ティアムが死去したと伝えた。セネガルにもルーツを持つ彼はカタールのユース代表でプレーしていたDFで、まだ21歳という若さだった。
انتقل إلى رحمة الله تعالى لاعب منتخبنا الوطني سيرجن عبدو بعد صراع مع السرطان
الله يرحمه ويغمد روحه الجنة وإن لله وانا إليه راجعون #RIP pic.twitter.com/BaurcV0n8V
— Qatar Football (@QFA) 2016年9月27日
カタールが巨大プロジェクトとして作り上げた国立のスポーツ選手育成施設「アスパイア・アカデミー」の卒業生でもあったというアブドゥ。弱冠17歳でプロデビューすると、カタール代表として2014年のAFC U-19選手権で優勝を経験したほか、2015年のU-20ワールドカップでもプレーしていた。
今後が期待される存在だったが、2015年中頃に癌と診断され、その後は治療に専念していたという。
この訃報は所属チームのアル・ホール(カタール1部)やリーグ公式でも伝えられている。
تغطية جريدة العرب لخبر وفاة لاعب #الخور السابق سيرجن عبده pic.twitter.com/kHKKwMx6No
— Alkhor Sports Club (@alkhor_club) 2016年9月28日
مؤسسة #دوري_نجوم_قطر تنعي وفاة اللاعب سيرجن عبدو https://t.co/f5srPZAwBe pic.twitter.com/tk3jbq6dvq
— Qatar Stars League (@QSL) 2016年9月28日
また、ロンドンで治療を受けていたというアブドゥのもとを、アーセナルのスペイン人MFサンティ・カソルラが訪れユニフォームをプレゼントしたことがあったそう。
Arsenal midfielder Santi Cazorla had visited the late Serigne Abdou in London where he was being treated and gifted him his shirt. pic.twitter.com/dLrfiTE78N
— Ahdaaf (@ahdaafme) 2016年9月27日
だが、残念ながらその後闘病の末に彼は息を引き取った。ご冥福をお祈りします。