カタールサッカー協会は、代表チームのキャンプにアル・ラーヤンに所属するMFロドリゴ・タバタを招集したと発表した。
Rodrigo Tabata, Al Rayyan player, will be with the national team camp on August 16th pic.twitter.com/Fyqe4duVfK
— Qatar Football (QFA) (@FollowQFA) 2015, 8月 14
ロドリゴ・タバタは1980年11月19日生まれの34歳。ブラジルリーグで長くプレーし、名門サントスでは背番号10を背負ったことで知られるブラジル国籍の日系三世である。
闘争心が強くアグレッシブなタバタは、運動量が多くドリブルやパス、シュートの技術も優れている。また、鋭く落ちるFKの名手でもあり、一時は日本代表入りを期待する声があがったが実現はならなかった。ブラジル代表経験もない。
タバタは2011年にサントスを退団してからガジアンテップスポルやベシクタシュといったトルコのクラブでプレー。その後、カタールへと活躍の場を移しており、2011-12シーズンにはリーグの年間最優秀選手に輝いている。
さて、そんなタバタがこのほど、カタール代表のトレーニングに招集されたようだ。
カタール代表は来月に行われる2018年ワールドカップ予選に向け、オーストリアとスイスでミニキャンプを行う予定であり、12日にキャンプに参加する27名のメンバーが招集された。そして14日、タバタの追加招集が発表された。
カタールはワールドカップのアジア2次予選でグループCに入っており、香港、中国、モルディブ、ブータンと同組であり、6月に行われたモルディブ戦に0-1で勝利。9月3日にブータン戦を、8日に香港戦を控えている。