『Owngoalnigeria』は「ナイジェリアサッカー連盟広報部門長のアデモラ・オラジレ氏は、もともとサムソン・シアシア監督が無断で公用車を保持していたと話した」と報じた。
リオ五輪が終わってからも騒動が全く終わらないナイジェリア。先日はサッカー連盟側が「高須医師からの寄付を管理することを許さなければ、公用車を没収する」とサムソン・シアシア監督を脅したという話も大きな話題になった。
ナイジェリア連盟、高須医師からの寄付を奪うために監督を脅していた https://t.co/rAx6amL1j3 pic.twitter.com/DpQlv34zoe
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年8月28日
ところが、ナイジェリアサッカー連盟の広報部門長を務めるアデモラ・オラジレ氏が『Owngoalnigeria』通信員に語ったところによれば、もともとシアシア監督に公用車を使用する権利はなかったという。
そして、シアシア監督の妻が使っていた公用車が没収されたのはボーナスとは関係なく、リオ五輪が始まる前のアトランタキャンプ中だったとのことだ。
アデモラ・オラジレ
「我々が最初にシアシアに聞かなければならないこととして、ナイジェリアU-23代表監督としての契約に車を提供するという条項があったか? ということだ。
何かがあればすぐにナイジェリアサッカー連盟を鞭で打つという時流に乗ろうとする。そのように我々の多くは見ている。それがどんなにおかしいことでもだ。
ナイジェリアサッカー連盟の会長ですら、公用車を得る権利はない。問題の車は、スーパーイーグルス(ナイジェリアフル代表)監督のためのものなのだ。
我々は、サンデー・オリセー監督が就任した際に新しいブランドのものを買った。[Qoly] あの「日本にない日本車」がナイジェリア代表監督の元へ http://t.co/wI24RIWpfd
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2015年8月26日
彼が退任した時、2016年3月に暫定監督となったサムソン・シアシアにそれは渡った。それは直後に終了したが、オリンピックの準備をしている間は使われていたので、即座に止めることはなかった。
今になって思えば、ナイジェリアサッカー連盟は誤りを犯していたように見える。監査人がサムソン・シアシア監督の妻がそれを運転していたのを発見したのだ。
政府の車を運転するにあたっては『規則』がある。シアシアはそれを運転できないのだ。政府に採用されたドライバーしか運転できない『規則』があるのだ。
その没収はU-23代表がアトランタにいる時に起こった。オリンピックより随分前にね。
しかし、シアシアは、感情を掻き立てるためにオリンピック時の出来事であるように見せたのだ。
残念ながら、ナイジェリアサッカー連盟はどんな小さな問題にも公式に反応するわけではない。シアシアの契約には、公用車の提供という条件は存在しないのだ」