『Owngoalnigeria』は「ナイジェリアサッカー連盟は、高須医師からの寄付を横取りするために『車を没収する』と脅していた」と報じた。

先日行われたリオ五輪で3位に入ることに成功し、銅メダルに輝いたナイジェリア代表チーム。日本の高須医師から39万ドルの寄付も受け取っている。

その一方で、給与やボーナス、手当の未払いから多くのトラブルがあった。現地への到着は開幕戦の数時間前になり、その後も給与やボーナス、手当の支払いが滞ったために練習がボイコットされるという状況にもなった。

サムソン・シアシア監督はすでにU-23代表監督を退くことを明らかにしており、まだ5ヶ月間の未払い給与を受け取っていないことも訴えている。

先日からメディアではナイジェリアのスポーツ省、そしてサッカー連盟が高須医師から寄付を管理しようとしていたことも伝えられていた。

そして今回の記事によれば、3位決定戦の前にナイジェリアサッカー連盟は「この資金を給与の支払に充てるため」に管理したいと考えていたという。

シアシア監督はキャプテンのミケルとともにそれに対抗し、「これを奪うのであれば3位決定戦はボイコットする」と訴えたようだ。

それに対し、ナイジェリアサッカー連盟は怒りを表し、「シアシア監督の妻に提供した公用車を没収する」と脅したとのこと。

なお、今後シアシア監督は未払い分の給与を求めて法的に連盟側を訴える可能性が高いという。

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