『Owngoalnigeria』は「ナイジェリアサッカー連盟の幹部は、サムソン・シアシア五輪代表監督に警告している」と報じた。

先日終了したリオ五輪。ナイジェリア代表は数多くのトラブルに見まわれながらも銅メダルを獲得することに成功し、日本の高須医師から39万ドルのボーナスを受け取った。

しかし、その後もチームをめぐってはスポーツ省、連盟との間で対立が続いており、それらの報道が止むことはない状況にある。

五輪代表監督を務めてきたサムソン・シアシア監督はサポートの欠如を訴え続けており、それを連盟側は否定している。

記事によれば、連盟側の幹部は取材に対して以下のように話し、シアシア監督は黙るべきだと強い言葉をぶつけたという。

幹部

「我々はシアシア監督の『行き過ぎ』に耐えてきた。彼は我々の『物語』をメディアに向けて話していることを知っているはずだ。

彼は忘れてはならないのだ。アフリカネイションズカップの予選で相次ぐナイジェリアの失敗は、サムソン・シアシアから始まったことを。

彼は恩知らずである。我々はチャンスを与えた。U-23で再起を図るチャンスを。しかし、彼はまだ同じサムソン・シアシアであるところを見せてきた。

我々は知っている。スーパー・イーグルス(フル代表)の2試合とU-23で、彼がピックアップした数選手が、どのように選ばれたのかをね。彼は黙るべきだ。

トーナメントで失敗に繋がるような幾つかの取り引きに彼は関与した。それを示す証拠を我々は持っている。

どんな取締役にでも聞いてみるといい。サムソン・シアシアからは、他のどのコーチよりも多くの嘆願書を受け取っているのだ。彼はそれを知っているはずだ。

もし彼が口を閉じないのならば、我々は彼に恥辱を与え、監督のキャリアを終わらせる。

チームは金メダルを取るべきだったし、彼は依怙贔屓によって選手を選びながら、そして我々と銅メダルを祝いたかったというのか? 我々はもっと賢いのだ」

なお、サムソン・シアシア監督には以前から「賄賂で選手を選んでいる」という噂があり(もちろん本人は否定しているが)、おそらく「取り引き」というのはそれらの件ではないかと思われる。

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