『Ghanasoccernet』は「ナイジェリア五輪代表監督のサムソン・シアシア氏は、アフリカの国が優勝できないわけを語った」と報じた。
現在行われているリオ五輪で意外な活躍を見せているナイジェリア代表。日本とスウェーデンに連勝していち早くグループリーグ突破を決め、さらにデンマークも撃破。準決勝進出を決めている。
しかしその一方で、今回の大会ではお金の問題がクローズアップされていた。キャンプでは手当が支払われず、資金不足から出発が遅れ、ブラジルへの到着は開幕戦の6時間前だった。
その後も監督は5か月間の給与未払いを訴え、ブラジル内での移動費をジョン・オビ・ミケルが肩代わりし、選手はボイコットも示唆するという騒ぎになった。
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— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年8月14日
最終的には多くの人の尽力によってボイコットは回避され、お金についてもそれなりの着地点が見いだせたようである。
しかし、サムソン・シアシア監督は以下のように話し、このような問題はすべてのアフリカ諸国が抱えているものだと警告した。
サムソン・シアシア
「私が思うに、これらの問題はナイジェリアだけのものではないのだ。このようなケースは多くのアフリカの国にあるものだ。
アフリカの国々がもしより良い準備をすることが出来れば、彼らはワールドカップでも突出することが出来る。
しかしながら、問題がある。これは常に同じようなことがある。そして、それは挑戦するにあたって良いものではない。問題を抱えながらだ。
上手くいけば、我々はこの傾向を変え、いい準備をする方法を見つけ出すことが出来るだろう。アフリカの国がワールドカップを勝てないのは、それらの問題があるからだ」