『All nigeria soccer』は「ナイジェリア五輪代表FWオグヘネカロ・エテボは、土曜日に行われるホンジュラスとの3位決定戦に出場できない」と報じた。
8月4日に開幕を迎えたリオ五輪サッカー競技。ナイジェリア五輪代表チームは試合の6時間前に現地へ到着するという緊急事態であった。
コンディション不良がささやかれたものの、迎えた日本代表との試合では5-4という打ち合いのスコアで勝利を奪うことに成功。その後スウェーデンを破って決勝トーナメント進出を決め、さらに準々決勝では韓国の水原トーナメントで大敗したデンマークを退けた。
惜しくも準決勝のドイツ戦では2-0で敗れてしまったために3位決定戦に臨むことになったが、そこでもエースが使えない可能性が高くなっているようだ。
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— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年8月18日
日本戦で4得点を決め世界中から注目を集めたエテボであるが、グループリーグ第3節のコロンビア戦でハムストリングスを痛めてしまい、準々決勝と準決勝を欠場していた。
3位決定戦までの復帰を目指して治療が行われてきたものの、記事によれば木曜日の夜になっても別メニュー調整にとどまったとのこと。
そして、練習の後にはドクターからエテボに3位決定戦の出場は不可能であるという通告を受けたようで、ホンジュラス戦で彼のプレーを見ることはできない可能性が高くなった。
『Owngoalnigeria』は、「日本の医師高須克弥は、銅メダルを獲得した際にはナイジェリア五輪代表チームに合計39万ドル(およそ3887万円)の寄付を行うことが書面で確認された」と報じている。
これが本当であればナイジェリアは今大会最も重要な試合の一つになるわけだが、よりによってその試合にエースが欠場する、あるいは万全でない状況で臨むことになるのかもしれない。