4日にリオ五輪の初戦を迎えた日本代表チーム。

手倉森誠監督率いるチームは、開幕前に久保裕也の招集が不可能になるなどのトラブルもありつつ、マナウスでのナイジェリア戦に臨んだ。

前半に5点、後半に4点が入る激しい内容となり、日本は僅かに及ばず。5−4という結果で、勝点の獲得を逃す結果になった。

資金難とトラブルのためにブラジル入りが試合当日になったナイジェリアであったが、準備万端の日本を相手に力を発揮。

課題である守備については問題を露呈しはしたものの、もともとの強みである個人のフィジカルやスピード、爆発力が行きた形だ。

そして、その中で一層大きな存在感を見せたのは4得点を決めたオグヘネカロ・エテボ、そして198cmの長身を活かして柱となったウマル・サディクであったことは、試合を見た方であれば意見は一致するところだろう。

もちろん、Qolyによる試合プレビューでもこの二人が危険であることは書いていた。

その二人について少し詳しく見てみよう。

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