『Sky Italia』は「ACミランの株式売却手続きに関しては、11月4日までに完了される予定だ」と報じた。

先日、ついにミランの持ち株会社であるフィニンヴェストが、その株式の99.93%を中国系コンソーシアムに売却することを決めた。

シルヴィオ・ベルルスコーニ会長はその取引を行うための仮契約にサインしており、これによって昨年から続いていた経営の混乱は終焉を迎えそうだ。

クラブの価値については7億4000万ユーロ(およそ835.2億円)と見積もられ、2億2000万ユーロ(およそ248.3億円)の債務は返済される。更に今後3年間で3億5000万ユーロ(およそ395億円)の投資が行われる予定だ。

これらによってミランは大きな経済的ブーストを得られることが期待されている。

しかし、その投資はやはり今夏のマーケットでは間に合わないようだ、初期の投資は1億ユーロと見積もられているが、これは最速でも来月になるとのこと。

そして、最終的にこのクラブの売却交渉は11月4日をもって完了する予定であるとのことで、本格的に新たなスタートを切るのは冬のマーケットからになりそうだ。

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