『Gazzetta dello Sport』は「ACミランの買収に動いている中国系コンソーシアムは、更に15日間の交渉延期を求めた」と報じた。

先日から報じられてきたミランの株式売却交渉。中国系コンソーシアムにクラブを売却し、その代わりに大きな資金が得られるという見込みだった。

シルヴィオ・ベルルスコーニ会長もその取り引きを認めており、すでに交渉は合意に至っていると考えられた。

そのため、今夏のマーケットでミランは大きなお金を使える可能性が高いとも言われていたのだが、どうやらそううまくは行かないようだ。

ミラン購入に動いている中国系コンソーシアムは、今回さらに交渉を2週間延期させることを通告したという。

これは中国国内での手続きに関する問題によるものだと言われており、別の国に大きな資金を移動する際には時間がかかるという説明がされているようだ。

ただ、同じ街のインテルでは交渉がかなり速やかに行われたことを考えれば、そう単純な話ではないとも推測されている。

どちらにしても、これによってミランが投資を得られるのは早くても8月中旬、遅くなれば今回のマーケットにも間に合わない可能性が高くなってきた。

事実上現在のマーケットではミランの動きは停滞しており、カルロス・バッカを売らなければ他の選手を獲得できない形になっていると伝えられている。

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