現在はスペインにいるはずの清武。

この日はU-23日本代表の試合ではなく、弟である功暉がプレーする熊本の試合をライブでチェックしていたようだ。

清武がエキサイトするのも無理はない。

先制を許した熊本だったが直後の68分、清武功暉が値千金の同点ゴールを決めたのだ。

巻誠一郎とのワンツーから、稲妻のようなこのミドル!

ボールは地面を叩きながら高速で進んでいき、菅野孝憲が守るゴールに吸い込まれていった。

試合後、兄の弘嗣は連戦が続くチームと弟にエールを送った。

ちなみに、京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で行われた試合は、平日ながら2884人の観客が駆けつけた。

試合後、熊本の清川浩行監督は、「京都の関係者の協力を得て、今日このゲームができたことに、本当に感謝している。熊本から来てくれたサポーター、試合後に温かい声援をくれた京都のサポーターにも、『ありがとう』と言いたい」と話している。

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