マルコ・ファン・ヒンケル(チェルシー/23歳)
若くしてチェルシーに加入もなかなか出番を得られず、ローン移籍を繰り返しているファン・ヒンケル。ミラン時代には大怪我を負ったものの、今シーズンはストーク・シティとPSVで経験を積んでいる途上にある。
PSVはローンの延長を望んでいるようだが、アトレティコ・マドリーはファン・ヒンケル獲得の可能性を探っているという。『El Mundo Deportivo』によれば、すでにチェルシー側にアプローチしているとのこと。
アトレティコ・マドリーとチェルシーといえば、近年非常に良好な関係にある。ティボー・クルトワをブレイクさせたのはアトレティコ・マドリーへのローンであり、ジエゴ・コスタとフィリペ・ルイスの移籍も行われた。
チェルシーの新監督になるアントニオ・コンテ次第がファン・ヒンケルをどの程度評価しているかによるが、更にローンとなればアトレティコ・マドリーへ移籍させる可能性は大いにありうるだろう。
マルロス・モレノ(アトレティコ・ナシオナル/19歳)
次世代のブレイク候補として関心を寄せているのは、コロンビアのアトレティコ・ナシオナルに所属するウィンガー、マルロス・モレノだ。
アトレティコ・ナシオナルの下部組織で育成されたモレノは、膝下の柔らかさと馬力を兼ね備えたアタッカーであり、ボールを持てば失敗を恐れずガンガン仕掛けるタイプの選手。パワー型ではあるが跨ぎなど小技も得意で、すでにコロンビアのA代表デビューを果たしている。
モレノについてはリヴァプールやインテルも興味を持っており、特にインテルが注意深く追いかけていると『Tuttosport』などが報じている。コパ・リベルタドーレスにもスカウトを派遣しているとのことであり、代理人はすでにインテルと接触しているようだ。