シーズンを通して42試合が行われることから、「世界一過酷」とも表現されるJ2。
フッキやドゥンビアといった選手もJ2の舞台から世界へと羽ばたき、日本代表の中にもJ2での経験が糧となっている選手がいる。
そんなJ2を見ていると、時折珍しいプレーに遭遇する。
先週末に行われた第13節では、異なる2つの試合が意表を突くようなプレーからスタートしている。
まずは、金鳥スタジアムで行われたセレッソ大阪対レノファ山口戦。このゲームのキックオフ直後のプレーをご覧いただこう。
キックオフ直後から、ボールを前へと運ぶ山口。
中央の3人で細かいパスを繋ぐとC大阪選手を翻弄し、最後は島屋八徳がシュート!ゴールまで距離があったことから惜しくも得点にはならなかったが、相手の裏をかいた戦略的なプレーだ。
キックオフ直後の平林輝良寛のポジションを見ていると、やはり予めこのような中央突破を狙っていたような感じもする。
一時はC大阪に逆転された山口だったが、後半に高速のカウンターが炸裂!アウェイで2-4と競り勝ち、J2で旋風を巻き起こしている。