上記は、2月のマンチェスター・シティ戦。ヴァーディ(9番)の背後に位置する岡崎を確認することができるだろう。
4月24日のスウォンジー・シティ戦でも同様だ。これを見るにウジョアの背後に岡崎がいる。パートナーが変わっても役割は変わらないのだ。
まとめると…
そう考えるとレスター・シティのフォーメーションは4-4-2というよりは4-2-3-1や4-3-2-1に近いのかもしれない。岡崎の平均ポジションは「トップ下」なのだ。
岡崎は、ブンデスリーガで2シーズン連続二桁ゴールをあげレスターへやってきた。しかし、「ここでは誰もそんなことを知らない」と語る。
そこで適応するために選んだのがかねてから得意としていたハードワークを鮮明にチーム戦術の中で打ち出すことだったのかも知れない。岡崎は『Four Four Two』のインタビューに対して以下のように答えている。
「プレミアリーグでは、チームは良い選手を買うことができます。ですから、個々のスキルやフィジカルに依存してしまいます。
ドイツでは、ほとんどのチームがそうはいきません。そのために、ドイツでは監督が良い戦術家である必要がありました」
「チームの鍵となるのはチームワークです。単一の選手がお互いに関わりあうことで良いパフォーマンスを生みます」
一方で、5ゴールでは物足りないとも語る岡崎、今後どのような変貌を遂げていくのか非常に楽しみである。
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