『Daily Star』は「ナイジェリアサッカー連盟は、数日中にハリー・レドナップ氏を新たな代表監督として招へいする」と報じた。

先日泥沼の対立の末にサンデー・オリセー前代表監督と袂を分かったナイジェリア。厳しい経済状態が続いている同国では、スティーヴン・ケシ氏に続いて給与の未払い問題が重くのし掛かっている。

その後はU-23のサムソン・シアシア、そしてサリス・ユスフが暫定的に指揮を執ってきたが、5月末に行う親善試合に向けて正式に監督を雇うようだ。

そして、なんとその監督とはイングランドの名将ハリー・レドナップであるという。

昨年QPRの監督を健康問題によって辞任して以来、クラブを率いていないレドナップ氏。先日は旧知の仲であるアリ・ビン・アル・フサイン王子の誘いでヨルダン代表を指揮したが、オーストラリアに大敗し、2次予選突破に失敗している。

ナイジェリアはアフリカでも屈指のビッグチームであるが、このところは給与やボーナスの問題、連盟内部の対立が相次いでいる。

現在もアマジュ・ピニック会長が裁判所から退任を通告されている状況にあり、FIFAから資格停止処分が科せられる可能性もあると言われている。

その中で大ベテランと言えるハリー・レドナップ氏が一体どれだけの立て直しを見せるのか? もし就任するということになれば、大きな注目に値する。

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