『FOX Sports』は「ヨルダン代表チームは、ワールドカップ予選に向けてハリー・レドナップ監督を招へいする」と報じた。
ヨルダンは昨年からベルギー人監督のポール・ピュト氏に率いられていたものの、八百長事件の問題もあって1月に退任。
その後はアブドゥラー・アブ・ジーマー暫定監督がチームを指揮しており、今月行われるワールドカップ予選のバングラデシュ戦、オーストラリア戦のメンバーも発表されていた。
現在チームはグループ2位だが、一試合消化が少ない3位のキルギスとは勝ち点差が2と迫られており、2連敗すると逆転を許す可能性がある。
そのためなのか、ヨルダンは「モチベーター」として知られるハリー・レドナップ監督を招へいするという手段に出たと伝えられている。
現在ダービー・カウンティの次期指揮官になるのではないかと噂されているレドナップ監督は以下のように話し、旧知の仲であるヨルダン王子のプリンス・アリから求められたと明かしているという。
ハリー・レドナップ
「プリンス・アリは、私に頼んできた。この2試合でチームの指揮を執る気があるかと。私は同意した。
私はダービー・カウンティのノッティンガム・フォレスト戦を見た後、ロンドンに直行し、ヨルダンに飛ぶ。これは忙しいが、私はサッカーに関与することが恋しいのだ」
なお、ヨルダンサッカー協会(JFA)はこの件についてなんの報告も行っておらず、今のところ状況は不明である。