『ESPN』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、今季の戦いについて語った」と報じた。
前半戦では優勝争いに絡む活躍を見せながらも、中盤戦から怪我人の増加もあって失速し、最終的にはチャンピオンズリーグ出場権を争う立場となったアーセナル。
カップ戦でも全て敗退しており、3年ぶりの無冠がほぼ決定。ファンからはアーセン・ヴェンゲル監督の退任を求める声も強くなっている。
アーセナルマガジンの5月号に向けたインタビューに応えたヴェンゲル監督は以下のように話し、それでもチームは正しい道に進んでいると強調した。
アーセン・ヴェンゲル
「この二年私がとてもイライラさせられているのは、我々はクラブとチームをモダンな方針で前進させてきたと感じていることだ。
おそらく、我々はすぐにチャンピオンシップで報われることはなかった。しかし、我々はクラブを正しい方針で動かしていると感じる。
我々はいつも学んでおり、前に進んでいる。共にね。それはクラブの原則である。我々は団結し、そして進歩したい」
「(20年で初めてトッテナムよりも低い順位になりそうだ。これまでにないほど批判を受けているね?)
私は、いつも考えている。来てくれるファンを尊重することを。土曜日の午後、彼らに対して何かを捧げて、幸せにしたい。監督として、そのような野心を持っている。
ファンは、土曜日の朝に目覚めた時、このように考えると信じている。『私のチームが今日プレーする。素晴らしいものになるだろう』と。
残念ながら、我々は常にそれを与えることは出来ない。しかし、少なくとも、そのような野望を持つべきだと思っているんだ」