アレッサンドロ・ネスタ
(マイアミFC監督)
「(監督としてのモデルケースは?お手本は?)
私はカルロ・アンチェロッティの思想を持っていくつもりだ。彼はサッカーに対しての造詣が深く、チームをマネージメントするための正しい定型を熟知している。
時に彼は厳しいが、時にフレンドリーだ。彼は何処に行こうと成功を収めてきた人物だ」
「(EURO2016終了後、イタリア代表監督の座はどうなる?)
次のアッズーリのベンチか・・・。候補になっている者について言えば、目立った人物はいないね。彼らは皆何かを欠いていると思うよ」
「(あなたはどう?)
私がかい? いやいや、自分は常に試合にかかわっていることを重視するよ。既に別の道を歩んでいるしね。私は海外での生活を行っており、新しい仕事を学んでいる最中なんだ。
マイアミでのベンチの仕事は、学校に行くようなものなんだよ。ここではミスが許されるし、時間もある。サッカーにおけるアイデアを構築することが出来るんだ。
マイナーなリーグであってもミスが許されず、すぐに追い出される――イタリアではそうだ。アメリカでは、そうではないからね」
ネスタが語るイタリアの「世代交代」、痛烈な批判も
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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