こうした「率」を見る際に注意せねばならないのは、データをどのようにして抽出するかということだ。

例えば浦和レッズの武藤雄樹は日本代表として2試合に出場し2得点をあげており、得点率は「1.0」となっている。また、平山相太も4試合で3得点をマークしており、得点率は「0.75」である。

しかし、これらの数値を100試合出場、あるいは50得点目前の岡崎と比較するのは公平ではないと考える。

そこでまずは、日本代表として「10試合以上に出場している選手」の得点率ランキングを見てみよう。

1位に輝くのは、メキシコ五輪の得点王で、「日本史上最高のストライカー」の呼び声高い釜本邦茂だ。

76試合75得点は得点率に直すと「0.987」となるが、これはバルセロナやレアル・マドリーにおけるリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドとそう大差のない数値だ(昨季メッシは0.983、ロナウドは0.885)。

その後、三浦知良と高木琢也が0.61ほどで続き、岡崎は5位に登場。やはりこれまでの選手と比較してもかなりのハイペースで点を積み重ねていることが分かる。

また、上位9名は日本代表として20ゴール以上を記録しており、各時代のエースがズラリと並んでいる。

得点ランキングのTOP20に入っていなかった選手としては久保竜彦が0.344で11位、鈴木隆行が0.20で20位に入っている。

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