さきほど、ヤンマースタジアム長居でオーストラリアとの親善試合を戦った我らが日本代表。試合は今野泰幸と岡崎慎司が得点をあげ2-1で勝利したものの、試合終了間際には“天敵"ティム・ケイヒルにゴールを許すなど若干後味の悪いものになった。

しかし、アジアカップの開催国であり長年のライバルから勝利したということについては好意的に捉えるべきだろう。ハビエル・アギーレ監督の6試合のテストマッチはこれで全て終了し、2014年の日本代表チームの活動はこれにて一旦終了する。年が明けると、いよいよ連覇を目指したアジア杯が待っている。

さて、そんな今回の代表戦で話題を集めたのはガンバ大阪MF遠藤保仁の再選出である。

投稿 by サッカー日本代表.

2014年W杯終了後日本代表に一度も招集されなかった遠藤だが、この11月シリーズでアギーレジャパンに初招集。6-0と大勝したホンジュラス戦では長谷部誠とともに中盤に安定感をもたらし、相変わらずの存在感を発揮した。今日の試合に出場したことで自身のキャップ数も148へと更新しており、その記録は前人未到の域へと進みつつある。今後、遠藤がどこまで代表に選出されるかは分からないが、おそらく日本代表においてはしばらく更新されることはないだろう。

では、遠藤が紡いできたこの代表通算148試合出場という記録は、はたして世界でどれくらいの順位のものなのだろうか？

確かに世界は広い。しかし、それでも10年以上コンスタントに代表チームで結果を残している選手はそう多くないはずであり、この偉大な数字が世界と比較してどれほどの凄みを持つのか一度検討してみることにしたい。

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