UEFAチャンピオンズリーグが、大会方式の大幅な変更を検討しているという。

英国各紙が伝えている。

3つのラウンドによる予備予選とプレーオフを経て、現在では32チームが本戦に参加しているCL。

出場チームはポット分けに応じて4チーム×8グループに分けられ、各グループの上位2チームが決勝ラウンドに進出する。その後ラウンド16、準々決勝、準決勝が行われ、勝ち残った2チームがファイナルで激突するというのが現行のフォーマットだ。

しかし、各紙によればUEFAは以下のようなフォーマットへの変更を考慮しているという。

まず、本戦に出場するのは16チームのみ。

それら16チームが8チーム×2グループに分けられ、ホーム&アウェイ形式のグループステージを戦う。そして各グループの上位2チームずつが勝ち上がり準決勝を行う、というものだ。

これらはあくまで変更案だが、仮に実現すれば本戦に出場する各チームは最低でもグループステージで14試合を戦うことになる(7チームとのホーム&アウェイ)。

また、ラウンド16および準々決勝が撤廃され、8チームによるグループステージであることからビッグクラブ同士の対戦が増えることになる。

これらの変更案は、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ社長の主導によって議論されている「欧州スーパーリーグ構想」に対抗するもので、ビッグクラブの待遇等を意識したものであると伝えられている。

早ければ、2018-19シーズンから導入される可能性があるという。

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