18日、各地でUEFAヨーロッパリーグのラウンド16、2ndレグが行われ準々決勝に進出する8チームが出揃った。
これによりCL、ELともにベスト8に勝ち残ったチームが決定した形だ。
Introducing your #UEL quarter-finalists.
Congratulations to all!
Draw: Friday, 13CET.
INFO: https://t.co/hZtAyIyD64 pic.twitter.com/lAm6R9FvKR
— UEFA Europa League (@EuropaLeague) 2016年3月17日
両コンペティションで勝ち上がっているのは以下の16チームだ。
【UEFAチャンピオンズリーグ】
・レアル・マドリー(ESP)
・アトレティコ・マドリー(ESP)
・バルセロナ(ESP)
・マンチェスター・シティ(ENG)
・ヴォルフスブルク(GER)
・バイエルン(GER)
・ベンフィカ(POR)
・PSG(FRA)
【UEFAヨーロッパリーグ】
・アスレティック・ビルバオ(ESP)
・セビージャ(ESP)
・ビジャレアル(ESP)
・ドルトムント(GER)
・リヴァプール(ENG)
・ブラガ(POR)
・シャフタール(UKR)
・スパルタ・プラハ(CZE)
CL、ELともに目立つのはスペイン勢の盤石さである。ともに3チームずつが勝ち残っており、バルセロナとセビージャというで昨シーズンのチャンピオンチームがどちらも連覇の可能性を残している。
それ以外にはやはりドイツ勢も3チームが残っており、セリエAでは一昨日のユヴェントスに続き、ELではラツィオがスパルタ・プラハに敗れ全滅に。ポルトガルのチームも両コンペティションで1チームずつが勝ち上がっているという状況である。
そこで気になるのは、来シーズン以降の出場枠に関わってくる「UEFAランキング」だろう。
CLやELの出場チーム数は、UEFAが定めるUEFA Country Rankingによって決定される(日本では一般的に「UEFAランキング」と呼ばれている)。これは過去5シーズンにおけるUEFAコンペティションに出場したチームの成績を係数化し、それを足し上げ協会ごとにランキングにしたものだ。
近年では3位イングランドと4位イタリアの差が縮まりつつあり、イングランドに与えられてきたCL出場枠が「3」に減るのではないか?とその行方に密かに注目が集まっていたのだ。
CLとELのラウンド16を終えた段階でのUEFAランキングの上位10協会は以下の通り。