『Gazzetta dello Sport』は「ACミランの会長を務めているシルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、月曜日の夜に英国の投資家グループと会談した」と報じた。
昨年夏に大きな話題を集めたACミランの投資話。最終的にはタイの富豪であるビー・テイチャウボル氏に株式の売却を行うことが決まっていた。
SI COMPLICA LA TRATTATIVA TRA BERLUSCONI E BEE TAECHAUBOL? IERI... https://t.co/wHX4Q8Ilu4 pic.twitter.com/OTj5nJAPr5
— FcInter1908 (@FcInter1908it) 2016年1月21日
しかしその後、契約で決められていた期日までにビー氏側の準備が整わず、これまで数度の延期が行われている。
メディアでは「ビー氏が投資に必要な資金を集め切れていないのではないか」と伝えられた。ビー氏は中国で交渉を進めていると言われており、ミラン側は先日代表者を派遣して最後通牒を突きつけたとも。
ただ、その後も大きな進展についてはないままで、今のところ交渉については停滞している状況にある。
そして、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長は、ビー氏を株式売却のフロントランナーとして位置させたまま、月曜日に英国方面の投資家との会談を行ったという。
会場はベルルスコーニ氏の邸宅であったと伝えられているが、投資家の素性については明かされていない。
とはいえ、やはり中国の資金力は抜群であり、そこでのブランド形成という点も含めてベルルスコーニ氏は選択肢を外したくないという。