『Gazzetta dello Sport』は「ACミランの会長を務めているシルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、月曜日の夜に英国の投資家グループと会談した」と報じた。

昨年夏に大きな話題を集めたACミランの投資話。最終的にはタイの富豪であるビー・テイチャウボル氏に株式の売却を行うことが決まっていた。

しかしその後、契約で決められていた期日までにビー氏側の準備が整わず、これまで数度の延期が行われている。

メディアでは「ビー氏が投資に必要な資金を集め切れていないのではないか」と伝えられた。ビー氏は中国で交渉を進めていると言われており、ミラン側は先日代表者を派遣して最後通牒を突きつけたとも。

ただ、その後も大きな進展についてはないままで、今のところ交渉については停滞している状況にある。

そして、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長は、ビー氏を株式売却のフロントランナーとして位置させたまま、月曜日に英国方面の投資家との会談を行ったという。

会場はベルルスコーニ氏の邸宅であったと伝えられているが、投資家の素性については明かされていない。

とはいえ、やはり中国の資金力は抜群であり、そこでのブランド形成という点も含めてベルルスコーニ氏は選択肢を外したくないという。

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