『Gazzetta dello Sport』は「ACミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、今季のイタリア代表FWマリオ・バロテッリを批判した」と報じた。

リヴァプールでのプレーで結果を残せず、今季ACミランにレンタルの形で帰ってきたマリオ・バロテッリ。期限付きでの復帰でありグズグズしている時間はないものの、怪我での離脱を経験し、ここまでほとんど活躍出来ていない。

このままではミランに買い取られる可能性は低く、来季は既に居場所のないリヴァプールに戻ることになる状況である。

副会長を務めているアドリアーノ・ガッリアーニ氏は彼について以下のように話し、フィジカル面では準備が出来ているが、精神面で問題があると厳しく指摘した。

アドリアーノ・ガッリアーニ
(ACミラン副会長)

「ルイス・アドリアーノ、そしてジェレミ・メネズは彼らのフォームを回復させつつある。しかし、マリオ・バロテッリはピッチ上で彼のベストを尽くしていない。

私は願っている。彼が3年前のバロテッリに戻って、どれだけ良い選手なのかを見せつけてくれることを」

「マリオ・バロテッリは、有力なストライカーなら誰もがやっていることをやっていないのだ。

私は、我々のコーチ(シニシャ・ミハイロヴィッチ監督)が言っていることに同意する。マリオはフィジカル的には万全だ。

しかし、メンタルの方はまだ準備が出来ていない。それは精神的な問題だ。

我々は今、ヨーロッパリーグに出場するために2つの方法が残っている。シーズンが終了するまでに、自分たちの仕事を完全に評価することになる」

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