ミルコ・ヴァルディフィオーリ(ナポリ)

ナポリ所属の29歳のDFは、昨年の夏にエンポリから加入したが、出場機会を得られずベンチで燻っている。しかし、エンポリの屋台骨としてプレーしてきた実績は充分であり、シーズン終了後には他クラブへ渡るのではないかと移籍の噂が流れている。

ミランは冬の移籍ウィンドウでナイジェル・デ・ヨングを放出しており、中盤のプレーヤーが不足気味だ。28歳でセリエAデビューし、イタリア代表デビューまでこぎつけたシンデレラ・ボーイは、ミランに欠けているものをもたらしてくれる選手といわれている。

ヴァルディフィオーリの代理人もミランからの関心に気づいており、動いている様子を見せている。まもなく30歳を迎えることを考えれば、交渉は案外スムーズに進むかもしれない。

ロレンツォ・トネッリ(エンポリ)

昨シーズンのセリエA残留に貢献し、今シーズンもレギュラーとしてプレー中のトネッリ。26歳のDFは育成に定評のあるエンポリの生え抜きであり、世代別代表の経験があるセンターバックだ。

対人戦に強く、アグレッシブな守備が持ち味の一つ。昨シーズンはダニエレ・ルガーニとのコンビがハマっており、ミランの将来を担うDFであるアレッシオ・ロマニョーリと組めば、彼の成長を手助けするのではないかといわれている。

ミランはシーズン終了後にアレックスとクリスティアン・サパタを放出するといわれている。ローマへの移籍が取り沙汰されているトネッリだが、ミランこそを彼を必要としているのではないかと『Bleacherreport』は提案している。