―霜田委員長にお伺いした方がいいのかもしれないですけど、メンバーが22人なんですけれども、後であと1人追加があるのかどうかというところを、もし決まっているのならばお聞かせください」
手倉森「僕が22人にしました。(両手でVサインを作り)ブイ・ブイ!
これから本大会に向けてね18人に絞っていかないといけないですから。これまでの活動は23人っていうところはありましたけれど。
徐々に減っていくんだというところも覚悟すればね。間違いなくフィールドプレーヤーはまるっきり2試合メンバーを替えてターンオーバーできるわけではないといところに対してね、連戦させたい狙いもあるので。
一気に減らすよりは22人で今回はやらしてもらいたいという話を俺の方からしました」
―監督にお伺いします。今回新しくまた6人のメンバーを入れたということですけど、これから本大会に向けての選手選考では最終予選から監督が求めてきたチームの戦術により合う選手を選ぶという観点で考えられるのか、それとも最終予選の選手をベースとしてさらなるオプションをもっと集めていきたいというふうに考えていらっしゃるのか、その方針を教えてもらっていいですか?
手倉森「さらなるクオリティを高めたいという狙いですね。
アジアである程度割り切った戦いっていうのを覚悟したメンバーがあの23人でしたけど、これから戦う世界という国はね、また違った持ち味で戦わなければいけない状況ができる。例えば一つ例にあげたら、アジアの戦い方は浮いたボールが多かったかもしれないけれど、世界の戦い方は地上戦が増える可能性がある。
そうなった時に、なるべく優先順位を下のパスで崩せるようなクオリティを高めておきたい。そうなった時に鎌田や関根というところをアジアでは使いませんでしたけど、世界では可能性が出てくるだろうなと。そこをまた探りたいなと思います」