『FourFourTwo』は「オーストラリア女子代表FWカヤー・サイモンは、日本にワールドカップでのリベンジを果たすと話した」と報じた。

昨年行われた女子ワールドカップの準々決勝で日本と対戦し、0-1で敗れたオーストラリア。それから8ヶ月が経ち、今度はオリンピック予選の初戦でぶつかることになった。

代表でこれまで15ゴールをあげてきた24歳のFWカヤー・サイモンは取材に対して以下のように話し、ボールを回されても決められなければいいと語った。

カヤー・サイモン
(オーストラリア女子代表FW)

「(ワールドカップで日本に敗れたね?)

日本との初戦は明らかにタフな試合になるね。彼らは非常に強い相手であり、我々は明らかにワールドカップからの復讐心を抱いている。彼らは我々を大会から追いやった。

我々は試合に臨むに当たって良い調子を保っている。日本の強みは知っているし、我々がその性質を利用することも出来る。そして、我々の強みはもちろん試合の中で表現されるだろう。

フレッシュだし、勝利を得て予選を突破するためには本当に良い対戦だ。しかし、最高のパフォーマンスを出さなければならないし、全てのポテンシャルを出さなければならないね。

全てのアジアのチームはポゼッションを基礎としており、日本もそれを強みとしているチームだ。

しかし、もし我々がちゃんと守備をしていれば――彼らが我々の守備を破れなければ、ポゼッションは重要ではない。その場合、彼らのそれは効果的ではないということだ。

もし我々がソリッドな守備ブロックを形成し、チャンスを生かすことが出来れば、何かを成し遂げられる。しかし、結果を得るためには、我々は小さなことをやらなければならないね」

また、2011年に代表を引退したサリー・シッパードも「ボールを繋がれても問題ない」と同じように語っているようだ。

サリー・シッパード
(元オーストラリア代表MF)

「我々は間違いなく日本を倒すことが出来る。

日本との試合に臨む際には、ポゼッションはあちらのものになることは承知の上。彼らはボールを持つ上では『マスタークラス』であるし、試合を通して常にキープできる。

しかし、もし彼らがボールをキープしたとしても、それでゴールを決められなければいい。我々はボールを奪い、切り替え、そして前に運んでいく」

リオデジャネイロ五輪出場権を争うアジア最終予選、日本対オーストラリアはこの後19:30よりキックオフ予定だ。NHK総合にて放送されるので、皆で応援しよう!

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