ムサ・シソコ/現ニューカッスル/DH⇒WG

2013年1月、トゥールーズからマグパイズ入りしたシソコ。当時ニューカッスルファンたちは、ハードワークするタックルマシーンとしてNEWデイヴィッド・バッティ(リーズなどでも活躍した元イングランド代表MF)を手に入れたと信じていたものだ。

トゥールーズで200試合以上に出場したこのフランス人MFは、その守備的能力で広く知られており、キャリアのほとんどを中盤で過ごしていた。だが、当時のボスであるアラン・パーデューはそのフィジカルを賞賛し、すぐに彼をウィングに配置した。

すでにニューカッスルで121試合に出場しているシソコだが、今季プレーしたのは右ウィングとしてのみだ。加入後、元来のポジションである守備的MFとしてプレーしたのはわずか1試合(?)。

この26歳のフランス人が、DFたちの回りでボールを刈り取ることができないことを考えると少し奇妙ではある(※なお、彼はトゥールーズ時代もしばらくはボランチも務めていたが、後にトップ下かWGが定位置となった)。