だが、センターハーフであるメリノはユリアン・ヴァイグルやヌリ・シャヒンといった厚い選手層の中でポジション争いをする必要がある。競争相手とタイプも似ており獲得の必要性に疑問が残る。
気になるのは、メリノがチーム状況によっては稀にではあるが左サイドや攻撃的MFもこなしてきたという事実だ。
現在不調の香川にとって変わる人材なのだろうか?それとも手薄なウイング?3センターの1角として起用するのだろうか?
この問いかけに対して『Bundesliga Fanatic』はトーマス・トゥヘル監督は4-1-4-1フォーメーションを模索しており、背番号「8」のインサイドハーフの役割を担うのではないか?と分析している。
2015年のU-19EUROで優勝した時のスペインU-19代表メンバーでもあったメリノ、ドイツU-19代表とはこの大会で戦っておりその時ゴールをあげている。ドイツ人から見れば試合に負けた対戦相手からの引き抜きになる。
ドルトムントと契約したメリノは「ヨーロッパでトップのクラブの1つであるドルトムント、ここでプレーできるのは名誉なこと」と述べた。今回ドルトムントとは5年という長期契約になる。
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