2月の1週目をもって、ヨーロッパの主要リーグでは冬の移籍市場がクローズ。
移籍にまつわる話題は一旦収束したかに思われたのだが、このタイミングで強豪クラブが新加入選手を揃って発表している。
まず補強に成功したのは、先週末に大量ゴールでアストン・ヴィラを下したリヴァプールだ。
#LFC can confirm they have reached an agreement to sign Joel Matip this summer: https://t.co/IxCxXST2Wt pic.twitter.com/mcv7wIynty
— Liverpool FC (@LFC) 2016, 2月 15
リヴァプールが獲得したのは、シャルケDFジョエル・マティプである。
1991年生まれのマティプはカメルーン国籍。母親がドイツ人であることからドイツで生まれ、シャルケのユースからトップチームに昇格した。
本職はセンターバックであるが右サイドバックや守備的MFとしてもプレーが可能で、20代前半でありながらカメルーン代表として2度のワールドカップに出場。2010年大会では日本戦でもプレーしている。
今季、ここまでのブンデスリーガで全試合フル出場を果たしているマティプ。すでに移籍市場が閉まっていることからリヴァプールへの加入は来夏になるが、シャルケとの契約期間が今年6月までであるためフリートランスファーとなる。
シャルケのマネージャーを務めるホルスト・ヘルトは、マティプの移籍について「シャルケに不満があってこの決断にいたったわけではない。何か新しい経験をしたかったためだ」と話している。