2月の1週目をもって、ヨーロッパの主要リーグでは冬の移籍市場がクローズ。

移籍にまつわる話題は一旦収束したかに思われたのだが、このタイミングで強豪クラブが新加入選手を揃って発表している。

まず補強に成功したのは、先週末に大量ゴールでアストン・ヴィラを下したリヴァプールだ。

リヴァプールが獲得したのは、シャルケDFジョエル・マティプである。

1991年生まれのマティプはカメルーン国籍。母親がドイツ人であることからドイツで生まれ、シャルケのユースからトップチームに昇格した。

本職はセンターバックであるが右サイドバックや守備的MFとしてもプレーが可能で、20代前半でありながらカメルーン代表として2度のワールドカップに出場。2010年大会では日本戦でもプレーしている。

今季、ここまでのブンデスリーガで全試合フル出場を果たしているマティプ。すでに移籍市場が閉まっていることからリヴァプールへの加入は来夏になるが、シャルケとの契約期間が今年6月までであるためフリートランスファーとなる。

シャルケのマネージャーを務めるホルスト・ヘルトは、マティプの移籍について「シャルケに不満があってこの決断にいたったわけではない。何か新しい経験をしたかったためだ」と話している。

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